痛快冒険小説「ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 Heroic Legend of the North」を胸躍らせながら読んだ

著者の山浦さんは岩手県大船渡市の町医者。ケセン語訳聖書を書いたことで知られている。その山浦さんがライフワークとしてケセン語訳聖書とともに著したものが、蝦夷の歴史小説だったという。 蝦夷族のよき社会が大和朝廷によって征服さ Continue reading


千葉茂樹著『映画で人を育てたい――マザー・テレサに魅せられて』

「今だからこそ見えてきた自分自身の取り組みの意味を問い直そうと思ったからでした」。2018年に85歳になった著者、映画監督の千葉茂樹さんは本書の執筆意図をそう語ります。この一文にある通り、まさに本書は千葉茂樹監督がこれま Continue reading


ベルナルド・オリベラ著『証言者たち――厳律シトー会アトラス修道院の7人の殉教者たち』

今も世界中のどこかで、テロリストたちは、一般市民を傷つけ、多くの犠牲者を出しています。その犠牲者の数は、驚くほどの数字になっています。2018年12月8日、無原罪の聖母の祭日にアルジェリアで19名の方々が列福されました。 Continue reading


ニューロック木綿子(漫画)・中濱敬司(監修)『そのとき風がふいた―ド・ロ神父となかまたちの冒険』

2018年は明治維新から150年の節目にあたり、AMORでも「明治とキリスト教〈その1〉」という特集を組みました。その一つに「マルコ・マリ・ド・ロ神父を描いた本」という記事がありますが、そのド・ロ神父が来日したのも今から Continue reading