お終活―熟春!人生、百年時代の過ごし方

人生、百年時代と言われるそうだ。平均寿命の延びにはすごいものがある。寿命が延びたと言っても、これは「健康寿命」を延ばしていないと話が続かない。夫婦のどちらかが寝たきりで、介護をしながらの余生とは違う。 この映画の主人公た Continue reading


サントリーの広告から読み取れること

新型コロナウイルスの感染症が拡大し、「緊急事態宣言」が発出されている。ゴールデンウイークも、自粛期間で終わり、まだ宣言は延長されている。 飲食の場が感染する確率が高いとされ、特に「酒」を飲むことがいけないとされた。酒を飲 Continue reading


余白のパンセ(7)イエスの微笑につつまれて

鵜飼清(評論家) 鶴見俊輔さんは、漫画が大好きで、漫画について独自の評論を書かれています。幼い頃に、漫画によってこころが救われたという経験を持っているからということのようで、その漫画への愛着は一つの思想となって残されてい Continue reading


余白のパンセ(6)思い出のプラットホーム――井上洋治神父の姿と本郷での出版人生を追いながら

鵜飼清(評論家) JR飯田橋駅のプラットホームのベンチに、井上洋治神父が腰を下していたという1975年のある日の午後。井上神父は、北洋社という出版社の社長さんに会うために待っていたといいます。 「日本人の心情でとらえたイ Continue reading


博士と狂人

1928年の第一版刊行まで実に70年以上を費やした世界最高峰の辞典『オックスフォード英語大辞典』通称OED。 このOEDの誕生秘話をドラマチックに描いたノンフィクション本『博士と狂人―世界最高峰の辞書OEDの誕生秘話』が Continue reading


『ある画家の数奇な運命』ーーフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督

現代美術界の巨匠であり、ドイツ最高峰の画家、ゲルハルト・リヒターをモデルにした映画である。監督のドナースマルクは、リヒター自身の著書や伝記に魅せられて映画化したという。映画ではリヒターがクルトになって描かれている。 映画 Continue reading


余白のパンセ(5)「民学の会」へ誘われて

私は大学を卒業してから渋谷にある小さな出版社(インタナル出版)に入り、出版とはなにかを学び始めました。あるとき、編集長の林一夫さんから出版人が集まる会に一緒に行こうと言われて顔を出したのが「仮面の会」でした。「仮面の会」 Continue reading


余白のパンセ(4)コルベ神父「身代わりの愛」から想うこと

鵜飼清(評論家) マキシミリアノ・マリア・コルベ神父が、ゼノ、ヒラリオ修道士と共に日本へ宣教をしにやってきたのは、1930(昭和5)年でした。コルベ神父たちは長崎で宣教誌の『無原罪の聖母の騎士』を日本語で発行しはじめます Continue reading


余白のパンセ(3)わが青春譜 全寮制高校での3年間

鵜飼清(評論家) この連載の1回目に少し触れましたが、私が自分の人生のある意味で原点とも考えている高校生活のことを書かせてもらいます。 * 公立の全寮制高校―東京都立秋川高等学校が、36年間の歴史に幕を降ろしました。起床 Continue reading


余白のパンセ(2)「まひまひ」のように‥‥‥

鵜飼清(評論家) 私はカトリックの三軒茶屋教会で、中村恵里香との結婚の司式をしていただきました。そしてしばらく経ってから燦葉出版社を退社し、二人で「編集工房パピルス」を創りました。 そんな折、中学時代からの友人に頼まれて Continue reading