石井祥裕(典礼神学者) 今年の8月号の特集は、カトリック教会の暦で8月15日が「聖母の被昇天」の祭日にあたることにちなんでいるようですが、現在の教会暦でマリアに関する祝祭日がどれぐらいあるか、ご存じでしょうか。その全貌、 Continue reading
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「復活祭」という祭り
石井祥裕(AMOR編集部) 復活祭という祭りの名前や祝い方を調べてみると、実に独特な興味深い点がたくさん見つかります。参考書、事典情報からセレクトして、いくつか紹介してみます。 「パスカ」が本来の名 「復活 Continue reading
100年目の『カトリック新聞』~~その歩みが示すもの
石井祥裕(AMOR編集部) はじめに 日本のキリスト教系メディアのうち最も歴史の古いのが『カトリック新聞』なのではないだろうか。 宗教業界紙にあたる新聞では、仏教界では『中外日報』が1897年(当初『教学報知』、1902 Continue reading
『カトリック新聞』を通過した思い出
石井祥裕(AMOR編集部) 別稿で、カトリック新聞100年の歩みをまとめさせていただきました(記事はこちらから)。その歴史はこのウェブマガジン「AMOR 陽だまりの丘」にとっても、大切な歴史を思われたからですが、それとと Continue reading
バレンタインデー~~その驚きの系譜から見えてくるもの
石井祥裕(AMOR編集部) 「バレンタインデー」という習俗について調べようとしていたところ、まとまったものとして唯一、出会うことができた本があります。浜本隆志著『バレンタインデーの秘密 愛の宗教文化史』(平凡社新書 20 Continue reading
手探りで回ってきた曲がり角~~AMOR5年雑感
石井祥裕(AMOR編集部) この文章は、この「AMOR–陽だまりの丘」(以下AMOR)2021年11月号の特集、そして、今回のための企画編集有志メンバーとの久々の対面ミーティングを通じて生まれてきた自分の中の“思い巡ら Continue reading
すてきなアドベント~「0422市民クリスマス」と出会って~
石井祥裕(AMOR編集部) AMORの友の一人から、「こんなクリスマス企画がありますよ」と紹介されたのが、「0422市民クリスマス」。東京・武蔵野地区のキリスト教諸教会・諸団体の合同の企画です。一般公開されているので、こ Continue reading
作品展がファミリーをつくる!?~~カトリック関町教会の実践~~
石井祥裕(カトリック関町教会 教会委員) アートをアットホームで、というテーマから、普通は家族を連想するかもしれませんが、ここは教会の話です。東京都練馬区の西の端に位置するカトリック関町教会では、2014年から「テレジア Continue reading
雑感 一度かぎりのオリンピック少年
石井祥裕 二度目の今回の東京オリンピックが近づくなかで、自分は1964年の東京オリンピックを知っていると話すことで、まわりを「シーン」とさせる状況に何度かでくわした。周りに若い人が多い場でのことである。確実に「あれ」を知 Continue reading
神のみ前に声で立つ
石井祥裕(AMOR編集部) 「来た、行った、打った」 コロナ禍2年目の雑感である。仕事柄、教室と研究室兼編集室(複数)、そして今やオンライン会議室の場でもある自宅の自室、そして教会といった場を行き来する生活人の思いである Continue reading