『典礼音楽の転換点』③ オルガヌムとオルガン その2

齋藤克弘  前回はオルガンとオルガヌムの関連についてそこに至るまでの事情を書きましたが、今回はさらに突っ込んだ推論を進めてみたいと思います。 おおよそ9世紀の頃には、オルガンもオルガヌムも教会の中で重要な位置を占めるよう Continue reading


『典礼音楽の転換点』② オルガヌムとオルガン その1

齋藤克弘  合唱をするとき、よく使われるのが「ハモル」ということばです。「ハモル」もともとは「ハーモニー」、日本語では和音ということばからできた短縮語で、きれいな和音になっているという意味で使われますね。現代の音楽で「ハ Continue reading