特集59 この国の戦争の記憶と“平和”の記憶

76年後の9月に この国の8月~9月はなんといっても、戦争の記憶、そして平和への再出発の歴史をよみがえらせる季節です。広島(8月6日)、長崎(8月9日)への原爆投下、ポツダム宣言の受諾(8月14日)、終戦の詔書の放送(8 Continue reading


白球を追いかけた選手たちは硝煙のなかに消えていった

鵜飼清(評論家) 大リーグの大谷翔平選手が話題になっている。投手と打者の二刀流での活躍は目を見張るものがある。二刀流で比較されるベーブ・ルースは、日本にはなじみ深い選手である。それは、日本でプロ野球が生まれるきっかけとも Continue reading


夏休みに戦争と平和の授業を続けて―清泉女学院中学高等学校での実践―

梁瀬 正彦 20年ほど前、夏休みの授業の直後、ひとりの学生が「先生、授業時間が少ないから、夏休みにも授業したら?」と言いに来ました。この一言がきっかけで、夏休みの8月15日の終戦記念日に「戦争と平和について考える特別授業 Continue reading


「忘れ得ぬ人たち」~ヒバクシャとの出会いと「語り」から~

石井三智子 今年の夏、広島市内で毎年行われている「8.6 原爆被害者証言のつどい」は、オンラインでの開催となった。被爆2世の私は、2014年から縁あって現地参加をするようになっていた。   ある語り部の人生 今 Continue reading