ながさきの教皇フランシスコ―日本発「いのちと平和のための総力戦」へ

倉田夏樹 坂口安吾に『イノチガケ』という小説がある。戦中の1940年、安吾が最初に書いた歴史小説で、「ゼスス会のフランシスコ・ザビエル」と彼に憧れたヨワン・シローテ(シドッチ)を中心に扱った作品だ。結核に罹った安吾は迫り Continue reading