フォルカードとベッテルハイム

【素朴な質問3】 「日本が開国して、外国人居留地が生まれた町から近代キリスト教の宣教が始まったことは知っていますが、それ以前、すでに琉球に宣教師が来ていたのですね。倉田夏樹さんの記事にも名前の出ているカトリック宣教師フォ Continue reading


沖縄とキリスト教、沖縄のキリスト教(2)――なぜ日本人(ないちゃー)は沖縄に心を向けないか

(前回の記事はこちらです) 倉田夏樹(南山宗教文化研究所非常勤研究員) 沖縄の人びとの想いが集約されているのは島唄――土着の問題 沖縄の事柄は、内地の日本人にとっては特殊なことが多く把握するのが難しいので心が向きにくい事 Continue reading


沖縄とキリスト教、沖縄のキリスト教(1)――なぜ日本人(ないちゃー)は沖縄に心を向けないか

倉田夏樹(南山宗教文化研究所非常勤研究員) 本年2018年は、6・23の「沖縄慰霊の日」にあわせて沖縄を訪れた。今年は2月にも沖縄本島と八重山諸島を訪問していたので4か月ぶりの再訪となる。6・23は沖縄戦が終わった日で、 Continue reading


沖縄の雲に魅せられた人

喜屋武貞男(きやたけ・さだお)さんに会っていると、いつも気持ちがリラックスしてくる。話をしているうちに、こころがほんわかしてきて、なんだかいままで思っていたわずらわしいことがどうでもいいやという気分になってくる。これは、 Continue reading


特集21 「沖縄とキリスト教」に心を向けて

6月23日を心に刻んで……「カトリック新聞」7月1日号では、一面トップで「6・23 沖縄慰霊の日 犠牲者悼み不戦祈る」として、那覇教区の平和巡礼のことが報じられています。この日を迎えつつ、「沖縄とキリスト教」というテーマ Continue reading


沖縄の「今」――基地問題の最前線

緒方真理子(聖パウロ女子修道会) 6月23日沖縄慰霊の日。県人口の4分の1の人びとが犠牲になった沖縄戦が終結したこの日、沖縄県民こぞって慰霊と平和を祈念する。毎年、全戦没者追悼式が最後の激戦地、摩文仁(まぶに)にある平和 Continue reading