スペイン巡礼の道——エル・カミーノを歩く 4


7月13日(月)晴れ

プエンテ・デ・オルビゴ~エル・ガンソ(30.2km)

5:25出発、9:45〜10:00アストルガ、12:05サンタカタリナ、13:25エル・ガンソ%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-1

昨日の暑熱に懲りて早朝発とする。暗い中、ヘッドランプを点けて国道に沿って歩く。時折トラックが疾走して行くので反射たすきをかけて危険防止策とする。暗闇の中から大きな道標が浮かび上がる。「サンチアゴ315km」とある。

しばらく歩くと道が2つの別れるが国道から外れるサンティバンイェス・デ・バルデイグレシアスへの道を選ぶ。アップダウンを繰り返し緩やかな坂を登って行くと大きな十字架(サント・トリビオの十字架)のある丘の上にでる。眼下にアストルガの市街が見渡せ、一休みにもってこいの場所だ。道端に生えている赤子のに%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-3 %e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-2 ぎりこぶし大のリンゴを摘んでかじりながら歩く。酸味がおいしい。坂道を下ってゆくとアストルガの一画とも見える町、サン・フスト・デラ・ベガに着く。

道沿いのバルでトースト、コーヒー、オレンジジュースの朝食を摂る。アストルガは紀元前にローマ帝国によって都市が建設され、北西スペインの交通の要となった主要都市。城壁や浴場跡の遺構があちこちに見られ往時のローマ帝国の繁栄に思いを馳せる。急な%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-5 %e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-4坂を登り、市街に入る。そろそろ牙を剥きはじめた太陽を恨みながら巡礼路を行くと、司教館として建設されたガウディの作品(今は巡礼博物館らしい)やカテドラルがブルースカイをバックに屹立している広場に出る。カテドラルは15世紀から建設が始まったが完成したのは18世紀でそのため建築様式もゴシックからバロックまで混在しているらしい(私には分からないが)。ここでエル・カミーノのシンボルであるホタテの貝殻を買い、ザックにブル下げる。これで完璧な巡礼者だ。%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-7 %e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-6

巡礼路は次第に下り坂となりサンタカタリナの村を過ぎると木の十字架があり、今日の宿泊地エル・ガンソの村に入る。今日のアルベルゲ・ガビーノも民営らしくなかなか快適だ。シャワーを浴びた後、中庭で洗濯を済ませ灼熱の太陽に洗濯物を干して近くのバルに出かける。日陰のテーブルでビール、ワインにパン、ハム、ソーセージの昼食を済ませ、雑貨屋に寄って行動食を仕入れ、いったん帰宿し昼寝のあと、再びレストランへ。

石造りの涼しいレストランでピルグリムメニューを食べる。ピルグリムメニューはスターター、メイン、デザートの構成。スターターはサラダやマカロニなど、メインはターキーやポー%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-9 %e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ab%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%8e4-8ク、ビーフなどにポテトや卵などとパン、それにワインや水、炭酸水など、いずれも数点の中から選べる。それにデザートはアイスクリームやタルトなどとかなり食べでがあるがお値段はどこでも8~10ユーロといたって安い。

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